マウスピースの練習
サックスレッスン・テキスト「SAX LESSON 1」の解説です。
Lesson 1 – 01の楽譜は、マウスピース(リードをリガチャーで固定した状態)のロングトーン練習です。楽譜はマウスピースでどの高さの音を目安に練習するのかを実音表記しています。マウスピースの練習は、ある一つの音程をロングトーンするだけではなく、1オクターブ程度の音程コントロールが目標です。
初心者の場合には、とりあえず吹きやすい音程を持続させることから練習します。姿勢や呼吸法、アンブシュアなど奏法の指導を受けながら、徐々に音程を変化させる練習を試しましょう。
「チューニングが高くなる」「練習で下唇が傷ついてしまう」「マウスピースに歯形が付く」「音量が出ない」などの悩みは、マウスピースの出音を確認するだけで奏法の問題点を判断することができます。経験者の場合でも、マウスピースが吹けない場合があります。
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