Wood Stone Alto Sax New Vintage 試奏
石森管楽器さんにて試奏させていただきました。High F# Keyの有無や塗装でどの程度の音色や吹奏感が変わるのかを実感することができました。
- AF / アンティークフィニッシュ / High F# Key無し仕様(WOF)
- AF / アンティークフィニッシュ / High F# Key付き
- VL / ヴィンテージラッカー / High F# Key無し仕様(WOF)
- VL / ヴィンテージラッカー / High F# Key付き
- GL / ゴールドラッカー / High F# Key付き
個人的なメモです。好みの音色や感じ方は奏者によって異なりますので、楽器はご自身で試奏してから選んでください。①②アンティークフィニッシュ→ ③④ヴィンテージラッカー→ ⑤ゴールドラッカー番号順に音色が明るくなります。音の太さやスムーズさは、①③のHigh F# Key無しのモデルです。
音質重視で選ぶとしたら、①AF(WOF)、③VL(WOF)が良いと思います。High F# Keyが付いていないことが気になるかもしれませんが、替え指を覚えるチャンスだと考えると良いです。通常音域からフラジオ(アルティッシモ)音域に繋げる時には、High F# Keyを使わないフィンガリングを使うことが多いです。④⑤は派手な音色で吹きたい方に合いそうです。私の場合には、楽器やマウスピースのキャラクターが主張しすぎるとコントロールが難しいです。
①AF/アンティークフィニッシュ/High F# Key無し仕様(WOF)は、私が使っている楽器の方向性に似ていました。軽量でレスポンスが速いです。新しい楽器を吹いている方には鳴らなく感じるかもしれませんが、ダークでシルキー、素朴で落ち着いた音質です。新しい楽器でこの質感は探しても見つからないと思います。
久しぶりにテンション上がる楽器に出会いました。