SATOSHI OZAWA

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アルトサックス調整

mark6-2020-01-30

半年調整からアルトサックスが戻ってきました。

低域のレスポンスが改善されて、フィンガリングやエアーコントロールが楽になりました。低域で音が外れないように無意識にキー強めに押さえようとしていたことに気づきます。針バネが抜けそうだったり、根元が細くなっている箇所も修理してもらいました。コンディションバッチリなサックスを吹くとテンション上がりますね。

サックスの調整は重要!

息漏れだらけで響かないサックスで練習しても楽しくありません。息漏れが減って楽器本来の状態に調整されると管内部の共鳴が変わり、キーを叩くだけでも劇的に共鳴音が響くようになります。音を出して吹くと各音域で音色の繋がりが滑らかになり音量が増します。不揃いになったバネ圧を適正に調整すると、不要な指の力が減りアンブシュアへの負担が軽くなります。

最低音Bbを押さえて、右手Keyの4番+5番+6番を同時に開閉してパットの音を確認します。(この方法は、楽器のコンディションを簡易的に確認する方法の一つです)調整後の楽器は、最低音Bbを閉じた時に『ポーン』と長いサスティーン音が残ります。『ボッ』と短くサスティーンが途切れる場合には、サックスの調整が必要です。

パットの変形を専用リークライトで確認すると、調整後2ヶ月ぐらいで息漏れが始まります。少しぐらいの息漏れで音が鳴らなくなることはありませんが、徐々にレスポンスが悪くなります。特に低音域が吹きにくいと感じる場合には、奏法の問題以前に楽器の調整やリードを疑います。

趣味で演奏するだけなので調整は必要ないと判断してしまう受講生が多いのですが、キーを叩く事によってパットが膨らみにくくなります。つまり、使用頻度が低い楽器の方が調整が崩れやすいのです。

初心者でまだ楽器のことはよくわからない方も、最低でも一年に一回は管楽器修理店で調整して下さい。定期的に調整する方が、料金的にもお得です。数年間放置して全パーツ交換の診断が出てしまうと、高額な修理代金が発生します。

レッスン受講時には、楽器状態の点検が可能です。お気軽に問い合わせ下さい。