SATOSHI OZAWA

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アルト・サックス用マウスピース(メイヤー)

2019-06-10

アルトサックス用マウスピース-メイヤー5MM

アルトサックス用のジャズ系マウスピースで最初に推薦しているマウスピースはMeyer(メイヤー)5MMです。型番数字の5はオープニングサイズです。(5番は1.75mm、6番は1.90mm)最初はオープニングが狭い5番から試します。数字の次のMは、ミディアム・チェンバーを表します。(Sはショート・チェンバー)2番目のMは、ミディアム・フェイシングを表しています。(Sは、ショート・フェイシング)5MSや5SMなどの組み合わせが販売されていますが、5MM以外は現実的ではありません。(テナー、ソプラノはメイヤーは使いません)

マウスピースを試奏する時には、最初にリードを合わせる必要があります。楽器付属のマウスピースのオープニングサイズは、セルマーS90/170が1.35mm、ヤマハ4Cとヤナギサワ#4は1.60mmです。メイヤー5MMのオープニングは1.75mmですので、リードとマウスピースの隙間が広く開いています。付属のマウスピースに合わせていたリードをそのままメイヤー5MMに使用するとリードが硬く感じます。マウスピースを正確に判断することができませんので、試奏する時には複数のリード強度番号を準備します。付属マウスピースからメイヤーに交換した時に苦しく感じる場合には、リード強度番号を一段下げて対策することで付属マウスピースと同じように吹けるようになります。

アルトサックス用マウスピース-メイヤー5MM

メイヤーのバッフル形状はロールオーバー型。ストレート型に近いですが、先端部分が少しだけ高く設計されています。これによりメイヤー特徴であるスピード感が生み出されます。音の立ち上がりが速く繊細なタンギングコントロールが可能。スラー・タンギングを細かく組み合わせるアップテンポのビバップ・フレーズに相性がよく、明るい倍音でバンドに埋もれることはありません。ミディアム・フェイシング設計で下唇での倍音コントロールがスムーズです。

メイヤーマウスピース内部形状

チェンバー、スロートの形状は、最も自然に音が広がるストレート型です。このようにマウスピース内部に広い空間があるマウスピースでないと深みのある音色は出すことができません。

メイヤー5MMに合わせるリードは、Vandoren JAVAの2半、3番またはD’Addario Select Jazz アンファイルドの2H、3S、3Mを試して下さい。苦しいと感じる場合には、さらにリード強度を下げます。リガチャーはマウスピースに付属しています。メイヤー用のリガチャーが他社から複数発売されています。

メイヤーは、ボア、シャンク部分の内径が狭いため、ネックコルクへの差し込みがきつい場合があります。管楽器専門店でメイヤーに合わせてネックコルクの厚さを調整して下さい。

メイヤーの個体差はかなり大きいです。選定時に新品の同じ型番のマウスピースを10個ぐらい一列に並べてみると、マウスピースの全長に個体差があります。シャンク部分の太さもバラバラで、ネックコルクに差し込むと内径の太さがバラついています。(外観では判断しませんので気にしなくてもよいかもしれません)吹奏感はリードと同じように一本ずつ個体差があります。サックス 初心者の場合には、指導者のアドバイスを受けながらマウスピース選びをしましょう。

当教室のサックスレッスンでは、Meyer 5MM、6MM、7MMなどの試奏が可能です。