フルート練習

病気で肺活量が7割に落ちてからは、サックスよりも運動負荷が軽いフルートで奏法を整えるようにしています。
フルートの練習は、ロングトーン中心で楽曲や技術練習はなし。フルート練習の後にソプラノ・サックスに持ち替えると、エアーが効率よく使えるようになります。肺活量対策にはかなり効果的でした。
ソプラノ・サックスは、セルマーのマウスピースをC★にして半年ぐらいリハビリしました。リードの強度を徐々に硬めに変えて、S80のC★★→D→Eが何とか吹けるようになりました。以前使っていたオールドのソロイストE(オープニングFぐらいある)は、無理そうです。
アルトもパワフルに吹けなくなってしまいましたが、少しずつ息苦しさは感じなくなってきました。ジャズを演奏する分には問題ないのですが、レッスンで超スロー・テンポの模範演奏するのがきついです。普通に吹けていたクラシック・エチュードも息が足りなくなります…
このフルートは、参加していたビックバンドのサックス奏者さんから譲っていただいた思い入れのある楽器です。サックスセクションは、フルートとクラリネットの持ち替えが必要で、サックスしか吹けないことを精一杯主張しても、「次のライブまでに楽器買って練習」と言われるのです。自力ではどうにもならずフルート教室に行きました。
今でもフルートは上手に吹けませんが、サックス奏法への効果は絶大です。