SATOSHI OZAWA

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アルト・サックス用マウスピース(セルマー)

2019-10-08

セルマー・ソロイスト写真1

セルマー・マウスピース

クラシックサックス、吹奏楽向けのモデル
「S80、S90、SD20、Concept」

ジャズサックス向けのモデル
「Soloist、Supper Session、Spirite」

クラシック向け、ジャズ向けとメーカーが方向性を分けて販売していますが、S80のソプラノはジャズ奏者も使用します。Soloistはハードラバーもメタルも元々はクラシックで使用されていましたが、徐々にジャズの代表的なマウスピースになりました。

発売年代

1920年代 Air Flow(生産終了)
1940年代 Soloist Round Chamber(生産終了)
1950年代 Soloist Short Shank(生産終了)
1960年代 Soloist Long Shank(生産終了)
1970年代 Soloist Scroll Shank(Soloist Style)(生産終了)
1980年代 S80
1990年代 S90
2000年代 Super Session(Alto生産終了)、Soloist 復刻版、S125(生産終了)
2010年代 SD20(生産終了)、Spirit
2013年 Concept
2014年 Prologue

S80、S90

「S80 C★」「S90 180」がクラシックサックスで人気のマウスピース。

「S90」は重厚なサウンドが得意。フェイシングが長く設計されているので、音の立ち上がりが遅くなります。フェイシングとのバランスでオープニングは「S80」よりも狭く設計されています。

「S80」はレスポンスが速く軽快に演奏できます。「S90」よりもフェイシングが短く、オープニングは広めに設計されています。

シングルリップ奏法でオープニングの狭いマウスピースにリードを合わせる場合には、リードの中央部分が厚く硬めで先端部分がよく振動するリードが好まれます。バンドレン・トラディショナル3番や3半で合わせる方が大多数です。

Soloist(ソロイスト)

アルト・サックス用のソロイストは、色付けが少なく全音域でフラットでバランスの良い音色のマウスピースです。チェンバーサイズ、フェイシングも標準的でコントロール抜群。メイヤーはキラキラ明るくハスキーな音色が特徴ですが、ソロイストはダークでシルキーな音色です。ピアノやベースなどの生楽器とのアンサンブルによく馴染みます。

ソロイストのオープニングサイズは、
C★→C★★→D→E→Fの順に広くなります。

初心者の場合には、オープニングが狭い型番から試して下さい。
ソロイストC★、C★★=メイヤー5MM相当。
ソロイストD=メイヤー6MM相当のオープニングサイズ。

ソロイストにオススメのリードは、
D’Addario Selest JazzのFiled(ファイルド・カット)です。
リード強度は、2H→3S→3Mなどをお好みで合わせます。

現行のソロイストは、復刻版と呼ばれていて購入可能です。1970年代に製造されていたソロイスト・スクロールシャンク(ソロイストスタイル)や1960年代製造のソロイスト・ロングシャンク、1950年代製造のソロイスト・ショートシャンクなどは、入手困難なヴィンテージ・マウスピースとして人気があります。

僕がアルトサックスで使用しているのは、ソロイストのロングシャンクです。以前はショートシャンクを使用していましたが、ティップ(先端部分)がリードの磨耗で削れてしまいました。