レッスンテキスト「SAX LESSON 2」
Major & Minor Scale 12keys
レッスンテキスト「SAX LESSON 2」では、Major Scale, Natural Minor Scale, Harmonic Minor Scale, Melodic Minor Scale (Jazz)の4種類のスケールを練習します。
奏法レッスンと同時に「読譜力の強化」「均一なリズムコントロール」「アドリブへの応用」など、サックス奏者の一般的な練習方法や音楽知識を覚えながら基礎力を身に付けるためのレッスンです。
楽譜上には調号や臨時記号、表現記号、コードネームなど演奏に必要な情報が表記されています。楽譜を学ぶ上で最もシンプルなサックスの練習方法はスケール(音階)練習です。階段状に均一に音符が配置されるため、音符位置を視覚的に確認しながら音名を読むことができます。
調号や臨時記号が付くと音名解読スピードが落ちます。調号に慣れていなければフラット、シャープを維持しながらスケールを上下するだけでも音名判断に時間がかかります。フィンガリング操作も難しく感じるはずです。
楽曲の演奏では複雑なリズムの組み合わせやアーティキュレーションなどの表現記号なども同時に読みます。文字を読むようなスピードで音名が読めなければ楽曲のテンポに追いつくことができません。
シンプルなスケール練習は、これらの基礎的な読譜力の強化に最適です。最初は一音ずつ区切ったロングトーンでゆっくり練習します。スケール練習を繰り返すことで楽譜やフィンガリングに慣れて音名を読むスピードが徐々に上がりはじめます。レッスン初期段階から楽譜苦手対策と向き合うことで、楽譜の読み方や練習に対する取り組み方の意識が変わりはじめます。
練習方法・概要
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